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著者について
◎――株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役。メンタルコーチ。目標実現の専門家。中央大学卒業。長野県出身。
◎――脳科学とアドラー心理学を組み合わせた、独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発。
その卓越したアプローチによって、これまで1万5000人以上の課題を解決してきた他、
オリンピック出場選手、トップモデル、ベストセラー作家、
経営者など各界で活躍する人々の目標実現・行動革新サポートを実施。
その功績が話題となり、各種メディアからの依頼が続出。
現在は法人向けにチームマネジメント・セルフマネジメントに関する研修、講演、
エグゼクティブコーチングを提供。
これまでサポートしてきた企業は、IT、通信教育、商社、医療、美容、
小売りなど40以上の業種にわたる。
◎――また、個人向けに「行動イノベーション年間プログラム」とオンラインサロンを主宰。
「2030年までに次世代リーダーをサポートするプロコーチを1000人輩出し、
日本を元気に! 」を目標に掲げ、プロコーチ養成スクール「NEXT」を開講。
10冊の著作の累計発行部数は23万部を超え、中国、台湾、韓国など海外でも広く翻訳されている。
おもな著書に、『指示待ち部下が自ら考え動き出す! 』(小社)、
『先延ばしは1冊のノートでなくなる』(大和書房)などがある。
何か、新しい事を始めて続かなかったことはありませんか?
私は、意志が弱いだから長続き出来ないと諦めたりしませんか?
これは、私自身にも十分すぎるほど当てはまっています。
どうしても、出来ない言い訳に終始している自分がいます。
でもこの本を読むと、それは当然のことらしいのです。
これは、やる気のスイッチの入れ方を忘れてしまっているだけなのです。



本書籍では、誰にでも出来るように37のメソッドに分けて紹介されています。
その人のタイプ別に分析されていますので、取り組みやすい内容になっています。
今回は、37のメソッドのうち 3つを紹介させていただきます。

第1章 先延ばしが無くなる行動に初速をつける方法

あなたが直ぐに動けないのは、あなたがダメな分けでも、意志が弱い訳でもありません。
人間の脳の仕組みが、そうなっているのが原因です。
脳は、生命の危機が無い限り変化を嫌う防衛本能があります。
その為、新しい事を始めた当初は気合で何とかなっていても、なかなかと長続き出来なくなって行きます。


3日坊主やリバウンドが起きてしまいます。
脳の防衛本能が、あなたの行動を抑制しようとする事が原因なのです。
脳は、とても面倒くさがり屋なのです。

しかし、脳は確かに変化を嫌いますが、少しの変化には鈍感です。
上記のイラストのように、少しのマッサージだと心地よいですが、強いマッサージだとかなり効きます。
それを巧妙に使い、脳に変化を悟られないように少しずつ変化して行きます。

そして、すぐやる人スイッチをONにします。
具体的に例えば、試験勉強をしていたとしたら、テキストを開くだけでOKです。
パソコンを習うのなら、パソコンの電源を入れるだけでOKです。
そんな事で、いいの ?! って言うくらいで丁度良いのです。

●考えすぎて動けない人の場合 ⇒ 仮決め、仮行動で良しとする。
こんな方にお薦めします。 完璧主義の方、計画を立てるだけで終わってしまう方
直ぐやるコツ ⇒ たとえ今は、仮でも動いてみる。
最初から、質にこだわっていると何も出来ません。
最初は、質よりも量にこだわりましょう。

上記のイラストは、本のスケッチ図ですがラフなイラストでも、それが何なのかが分かります。
例えば、筋トレなら とりあえず動きやすい服に着替えて、腕立てや腹筋を1回でもやってみるなどです。
●どうしても、一歩が踏み出せない時は 試しに10秒だけやってみる。
こんな方にお薦めします。 指示が有れば直ぐに動ける人。絶対に失敗したくない人。
すぐやるコツ ⇒ 最初の一歩を 10秒で出来る行動にまで細分化する。
毎朝のランニングや、資格試験の勉強など新しく始めたい事が有るのに
どうして、一歩が踏み出せないそんな場合、最初の一歩のハードルを極限まで
下げてみることです。

例えば、シューズを履く。ランニングウェアに着替える。だけで良いです。
勉強であれば、テキストを開くだけで良いです。
たった、それだけで良いのです。
●面倒な事は、前日にちょっとだけ手をつけておく。
こんな方にお薦めします。 頭を使う事が多い人。着手に時間がかかる人。
すぐやるコツ ⇒ 事前に少し着手する事で、面倒くさがる脳に未知を吉だと思わせる。
例えば経費の精算なら、前日の終業時に最初の一項目だけ入力したり
領収書をまとめて、机の一番目立つ所に置いて退社します。
トラブルの報告なら、上司にアポイントだけとっておく。
資格試験の勉強なら、テキストを開いて横に筆記用具を置いた状態で
就寝するなどです。
