あなたは、普段我慢をする生活をしていませんか ?
例えば、上司から関係の無い仕事を押し付けられて、腹が立つけど
我慢している。
あの人とは、関わりたくないけど、場の雰囲気壊してしまいそうなので
我慢している。
食べたいものが、有るけれど太りそうなので我慢している。
毎日、毎日我慢の連続 ..........
そんな日々を過ごしていませんか ?

【他人を優先することは、本当にもったいない】
それは、せっかくの自分の人生なのに、他人の人生を生きてしまっているのです。
この本には、自分らしく生きて行ける方法が 28個書かれています。
ここで、勘違いして欲しくないのですが、自分らしく生きると言う意味が
自分勝手に生きると解釈して欲しくないのです。
人生を自分勝手に生きる事は、別物になりますので ここでは
あくまでも、自分らしく生きるにフォーカスして説明されています。

(1) 何故、人間は我慢をするのでしょうか ?
それは、幼少期に「我慢は美徳」と言われて育ってきたからです。
よく、子どもの頃を思い出していただきたいのですが、
「我慢しなさい !」「人に迷惑をかけるな !」と言われ続けられた
からです。
その為に、我慢することは常識となっています。

それのどこが、いけないの ?!
そんな意見が聞こえてきそうですね !?
でも、あえて言わせていただくと この価値観を持ったまま大人になると、次の事も そのように思ってしまいます。
●サービス残業は、当たり前 (我慢して)
●厳しいノルマは、当たり前 (我慢して)
●ブラック企業で働いていても、人生には我慢がつきものだとして当たり前。
●自分さえ、我慢すれば .......


そして、その結果どんな事になるかと言うと .....
どうですか ?
心当たり ありませんか ?!
人生を楽しく生きている人は、この我慢する事が少なく感じます。

ここで、我慢は悪だと言っているように思われたかもしれませんが
決して、我慢が悪だとは言っていません。
例えば、我慢した結果、成果が出た時は嬉しくなるものです。
遊ぶ時間を、勉強する時間に割り当てて その結果試験の成績が
良くなったとか、国家試験に合格して資格を手に入れたなど。


POINT 短期的につらい ⇒ 長期的にメリット この場合は我慢すべき
※例えば、国家試験に合格する為には、それに見合う対価を支払う必要が有ります。この場合は、遊ぶ時間ですね。
遊ぶ時間を削る対価によって、国家試験の勉強する時間に当てて目標の合格目指して、試験勉強をする事で合格の確立が飛躍的に上がります。

人間、我慢し過ぎるとどうなってしまうのか ?!
例えば、現在の理不尽な状況から逃げ出そうとする時に莫大なエネルギーを消費することになります。
これは、予想出来ない新しい環境に飛び込む事により、不安や恐怖心が出て来て、「もっと、つらい事が起きるかも...」と考えるようになってしまいます。
脳科学の視点から見た時に、脳は新しい環境を特に嫌います。
その為に、その新しい行動をしようとしている人に、その行動を辞めさせる働きかけが、行われます。
心に、こんな事しても いいことないよ とささやいてくるのです。
そして、現在のブラックな環境に留まるように仕向けるのです。

そして、ついに身体に警告する為に症状が出始めます。
体に対して
○疲れやすくなる。
○過食・拒食になる。
○不眠症になる。
○じんましんが出る。
○胃痛、下痢になる。
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心に対して
○うつ状態になる。
○集中力が無くなり、思考がまとまらない。
○ささいな事で、イライラする。
↑この症状が出た場合は、身体からの危険を知らせるシグナルです。直ぐに、その環境から逃げ出して下さい !


自分らしい人生の取り戻し方
①自分に合わないものや、やりたくないものを見つける。
この事を行うことで、人生にとって無駄なものが見えるようになります。
例えば、こんな感じです。
□AM7:00 起床
□AM9:00 出社
□PM8:00 帰宅
□PM9:00 プライベート
こんな感じて、時間割します。
次に、それぞれの時間に対して、嫌だった事を思い出して書き出します。
例えば、上司から無理な頼み事をされたり、や無意味な会議に参加したくないとか、つまらない飲み会には、行きたくないなどの事を紙に書き出してみると、頭の中が整理されて行きます。




人間関係を見直します。
②自分が心地いいと思う人で固めて行きます。
この心地いいと思えるか、否かは領域を使って判断して行きます。
人には、その人独自の領域が有ります。それはまた他人にもその領域が有ります。ここで注意すべきは、他人が自分の領域を犯して来る相手とは、関わらないと言うことです。
なんか分かりずらいかもしれませんね。
例えば、他人からこんな事を言われた覚えありませんか ?
「いい歳して、仕事辞めるなんてみっともない」
「男のくせに、こんな事も出来ないの ?!」
「俺の言うことが、聞けないのか !!?」
こんな事を言って来る人は、要注意人物です。
こんな人の共通点は、自分の価値観を人に押し付けて来るのは、他人の領域に侵入して来ているのです。
上記の人と、関わらない事により 居心地の良い人間関係が出来るのです。

第三者に相談する。
客観的な意見がもらえて、自分の意見に自信が持てる。
ここでのPOINTとして、大きくなるので我慢するのではなく、小さい事でも相談してみる。

④アイ・メッセージで伝えます。
例えば、こんな感じです。
そんな事をされたら、「私は、辛いです。」とか
そんな事をされたら、「私は、悲しいです。」とか
私を主語として、どう感じたかを相手に伝えると言うことです。

ユー・メッセージでは伝えない。
(あなたは、)何故、そんな事をするのですか ?
(あなたの、)その言い方は、良くありません !
このメッセージでは、相手にとって自分が責められていると感じてしまい、反撃される。


相手と話す時に意識すると、更に伝わりやすいテクニック
○話すタイミングを選ぶ

相手が忙しそうにしている時は、控えましょう !
相手は、あなたの言う事を聞くだけの余裕が有りません。

相手が休憩中の時にとかにしましょう !


相手への気遣いや感謝の気持ち、感謝の言葉を添えます。
本題に入る前に、「お忙しいところすみません。」この一言が大切です。
相手にしてみれば、こちらの都合も考えてくれているのだなと思い、こちらの話を聞いて
もらいやすくなります。

伝える内容は、しぼる。
A B C D E ⇒ ?
A B C ⇒ OK !
伝える内容は、多くても 3つまでにしましょう !

相手の言い分の聞く。
相手は、どうして自分が嫌がる事をいったのか ?!
これを知れば、相手の本当の考えを理解できます。
また、自分が相手の言葉を間違えて理解していたと言う事に気付ける場合もあります。
